ゴー宣DOJO

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トッキー
2014.11.28 10:34ゴー宣道場

本当に道徳が必要なのは誰?

よしりん先生のブログ
『アベノミクスの失敗は消費増税のせいではない』
を受けて、門弟Kさん(主婦)から
本当に道徳が必要なのは誰?」と題した
リアルな現場の報告が寄せられたので、
ご紹介します!


今日は仕事がお休みで、激安スーパーで
一週間分の食材を仕入れる日でした。
この前開店したばかりの激安スーパーには、
赤ちゃん連れのお母さんからご年配夫婦まで、
カートに山盛りに激安商品を積んで買い物しています。
豆腐一丁 45円
納豆3パック入り 50円
玉子 98円(おひとり様1パック限り)
ピーマン12個入り 150円
お菓子 一袋70円くらい
・・・と、すでに100円ショップが高い!と
思ってしまうような激安ぶりで、
ますます経済的に苦しくなってきた
我が家としては、大変助かっています。
アベノミクスだか何だか知りませんが、
大企業の利益の雫を、
下で大口開けて待っていたところで、
一滴もトリクルダウンなんかしちゃいませんよ!
それが、日常の生活をしていての実感なのです。
お給料は上がりませんし、ボーナスも減り続けています。
私の職場を例に取りますと、
団塊の世代のおじさまおばさま方は、
高いお給料を維持しつつ、
退職後も延長して働いていますが、
下の若い世代は1人も採用していません。
一番若くて30代後半という高齢な職場です。
その代りに増やしたのが、
私のような時給で働くパート職員のようです。
今後もパート職員を増やしていく方針のようで、
新しくできた施設の職員を全員パート職員にしよう
という案も出ている様子です。
すべては人件費削減のためで、
一部の役員・高齢社員を除いて
(ちなみに、全く働いていない)
職員の半数近くが時給で働く
女性たちで構成されています。
このような構図は、おそらく日本全体の構図と全く同じで、
団塊の世代あたりは年功序列の高給を維持したまま退職。
退職金もガッポリいただく。
若い世代は職もなく、仕方なく非正規などの
不安定な仕事に就いている・・・。
これでは、これから子供を産んだり家を買ったり
車を買ったりするであろう若い世代が
お金を使いたくても使えるお金がありません。
私の子供たちが結婚しようと思う頃には
どうなっているのか、
働き口を求めて海外へ出稼ぎに
行くようになっていないだろうか、
結婚できるような生活を送れるのだろうかと、
本当に不安です。
小林先生のブログの言葉、
「貧困層を中間層へ押し上げていく、「経世済民」の
精神が今こそ必要だとわしは考える。」
に、とても共感しますし、
そうしなくては醜い国になってしまう。
子供たちに道徳を教えるというのなら、
次世代のために生きるような手本を、
まずは団塊の世代の人達が見せなくてはいけないのでは?
「わしは団塊の世代を反面教師として、
子供たちに「道徳」を説く本をいつか作りたいものだ。」
ぜひ、読みたい!
と、心から思いました
トッキー

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